10/04/2008

メンテナンス5 Checkup results


「この子は百まで生きる」

私が生まれたとき、母はそう確信したらしい。3800グラム、ふてぶてしい顔の写真が納得させる。

100歳にはまだ届かないが、2年前から同居している祖母は、今年96歳。要介護2ながらその強さに敬服する。

毎朝5:00起床、着替えて髪を整え、ベッドを直して洗面所へ。台所で、ご飯はあるか、ゴミの始末は大丈夫か確認後、庭へ出て植木の見回り。

孫の私は、祖母の物音と携帯の目覚ましでぼんやり起き上がり、ボサボサ髪・パジャマのまま顔を洗い、クイックルワイパーで床を撫でてお湯を沸かす。ご飯、味噌汁、漬物、緑茶パン、ハム、チーズ、紅茶。共通の献立は果物と青汁、の朝食。

本当に血がつながっているのか不思議なくらい、帳面な祖母ぐうたらな孫。お互いに干渉せず、遠慮があるから成り立っているのだが、この人が姑だったらと思うと、ぞっとする

よくある話だが、祖母は1.5年前に転倒した。大腿骨を骨折して手術するも、翌日にはむっくり起き上り、出されたものをすべて食べた。ボケるどころかリハビリに集中、3ヶ月で歩けるまでに回復

退院後、リハビリを兼ねたデイケアへの通い初めは「体の利かない年寄りばっかりでつまらない」と文句を言い、白内障の手術を受けるまでは「見えるようになりました。次の年死にました。じゃあ、お金がもったいない」と遠慮し、術後は「こんなに見えるなら、もっと若いころ(80代)にやっておけばよかった」と、裸眼で新聞を読む。

薪で炊事をし、水汲みや洗濯などの重労働で鍛えられ、6人の子供を生み、姑や小姑のいる大家族でもまれ戦争をくぐりぬけた強さを備える祖母。家電に囲まれ、息苦しい人間関係をできるだけ避け、ノンキに生きている私。生き方を変えるつもりはないのだが、祖母から学ぶものは多い。

ところで、先月受けた健康診断結果が出た
ありがたいことに、すべて「異常なし」。自分では意外な気もするが、この1年の規則正しい生活で、元に戻ったのかもしれない。大好きだったアルコールが飲みたくなくなったのは、「もう一生分飲んだ」ということか。

楽して大きくなった人間が、祖母の血を継いで、母の言うとおり長生きするのかどうかはわからない。明日突然死ぬことになっているかもしれない。でも好きに生きてこられたし、誰かへの恨みや借金も(貯金も)ない。だから思い残すことはない。(恨まれるようなことをしていないことを祈る)

まぁとりあえず、健康第一。ぼちぼちいきましょう。

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